
株式会社アイ・ブロードキャストは、2010年2月をもちまして創立10周年を迎えることになりました。これもひとえに、お客様をはじめ平素より格別のご支援とご高配をいただいております多くの皆様のおかげであり、心から御礼申し上げます。
当社は1998年頃、携帯電話や家電、ナビゲーションシステムなどの端末が将来インターネット接続が可能となり、それらのマルチデバイスに映像などの情報を配信するプラットフォーム(ブロードキャスティングシステム)が必要になるとの着想から「i(internet)+broadcast=アイ・ブロードキャスト」という社名を考案し、2000年に創業へ踏み切りました。
その頃にはNTTドコモがiモードサービスを開始し、弊社は2000年にsnapeye*1を発表しました。しかし、そのころ表示画面はまだモノクロ液晶が主流の時代で静止画や動画を描画する性能、それを可能にするインフラが整っておりませんでした。
その後2001年に第3世代携帯電話サービスのFOMAが世界に先駆けて開始され、snaprec(携帯端末向け静止画変換・配信サーバ)が市場に販売できるようになったのは、FOMAユーザーが200万人を超えた2004年で、モバイルマーケット市場が形成されるまでには長い歳月を費やしました。
そのような情勢の中、当社が事業を継続して来られたのは、ひとえにお客様、株主、金融機関、社員など、ステークホルダーの皆様のご理解、ご協力があったからこそと感謝しております。
現在では商品ラインナップも増え、snapVu(携帯端末向け動画変換・配信サーバ)、snaprecFL(携帯端末向けFlash自動生成・画像変換配信サーバ)など、常に時代の先端を行く新しい商品の開発、販売を行っております。非常にニッチではありますが、今後もそれらのプラットフォームに向けた製品の開発・販売を行うことで、サーバソフトウェアメーカーのデファクトスタンダードを目指していきたいと考えております。
非常に嬉しいニュースとして、当社snapVuが2010年2月12日、バンクーバーオリンピック*2の映像を携帯端末に配信するプラットフォームに採用されました。なにか日本に貢献できたようで感激に浸っております。ぜひ、日本を代表するトップアスリートの映像を携帯端末でもお楽しみください。
これからも、アイ・ブロードキャスト社員一同精進し、新しい市場に必要なツールを続々と開発していく所存です。
今後ともなお一層のご支援、ご指導を賜りたく、何卒宜しくお願い申し上げます。
2010年2月吉日
代表取締役 上田拓右
*1インターネットに接続しているウェブカメラのリアルタイム画像を携帯端末で閲覧できるサーバです。(現在は販売しておりません)
*2民放TVバンクーバーオリンピック公式競技動画『gorin.jp』(ゴリンドットジェイピー)